ガーナで殺人事件
今日は、ガーナの話
私達が最後にいた鉱山の町・・・・
今はもう、とんでもないことになっているようです
アフリカのブログでも書きましたけど
鉱山には本当に「ドロボウ」はつきもん
おまけにアフリカは「汚職」「賄賂」もダブル、いやトリプルか。。。でついてくる
特に最後にいたガーナの鉱山は
管理も組織もそれはそれはめちゃくちゃで
いったい誰を信用していいのかわかんなかったほど汚染されきってました
それが、どうも鉱山閉山に向かっているのをいいことに
ドロボウ達を上手く使って、村の権力者がそいつらを雇って鉱山をそのまま乗っとろうと言う計画を立てたらしいです
権力者って言ったって、要は「汚い金持ちオヤジ」だったりするわけですけども・・・
で、その権力者が会社に脅しをかけてきたのが何度もあったそうです
「鉱山全部をオレによこさないとあぶねーぞ!」と・・・
その度に友人は一部始終を知らせてくれてたんですけど
ちょっと前、ついに「殺人事件」に発展
鉱山の会社のお金を管理しているガーナ人男性が、ドロボウ軍団が盗んだ車でひき殺されると言う「命」にまで関わる事件にまでなってしまった
一緒にいた白人のマネージャーはかろうじて逃げて命は助かったものの
完全な緊急事態となり、鉱山の村を緊急脱出しなければならなくなりました
友人は警察5人にガードされ
20分だけ時間を与えられ荷物をまとめたそうです
でも、旅行とかじゃなくて、そこに住んでいるわけだから
たった20分で荷造りなんてできるもんじゃない
とりあえず友人はパスポートと貴重品
あとは適当に着替えをパパッと詰め込むしかできなかったそうです
「大事なゴルフバックは持って来れなかった〜〜!!」
と嘆きのメールが届いたのもその時
結局、私達が住んでいた頃10組ほどいた白人家族はほとんどいなくて
その友人夫婦1組だけが残っていたのですが、とうとう友人夫婦はタンザニアの鉱山に引越しました
・・・
・・・
それからしばらく経過した数日前
友人はどうしてもガーナの家に残っている荷物を持ち帰りたくて
なんとか身の安全を手配をし(ガードをつけた!)ガーナに数日戻ることにしました
その友人から送られて来た写真がこちら
私達が住んでた家だよ〜〜〜
当然今は誰も住んでいないけど
「あなた達が住んでいた家の写真、懐かしいから送るわ〜」
と、わざわざ行って写真撮ってくれました
何度となく壊れた水道管
数えきれないトカゲたち
油の入った水道水
夜は虫だらけでキャンプのようなカビ臭い家の中
最初に住むはずだった家は
シロアリにやられて腐った床に足をズボっ!だったっけなあ〜 ↓
なんと
誰も住んでいないはずの家のベランダで・・・
昼寝をしているガーナ人を発見しちゃったんです!
あ〜アフリカらしい!
当然友達はびっくりしたらしいけど、その昼寝をしていたガーナ人もかなりたまげたらしい
飛び起きて、なんとか通報だけはしないでくださいと、土下座されてたらしい
あ〜〜〜アフリカだよなあ〜
なんか懐かしいよなあ〜〜
そんなことは日常茶飯事だったよな〜〜
と、友達とチャットしてて笑っていられる
今の平和な生活に感謝するのを忘れかけていた自分にちょいと反省・・・・
この人たちはまだまだ「かわいい」ドロボウだったな
もうちょっとアフリカの話続けます
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by miki-argentina | 2016-04-03 13:43 | アフリカの話