田舎の店 その2
地元の店、その2。
ウーゴん家、の次は 「パブロん家」
ウーゴの所に比べると倍以上の大きさで、置いてある物は食料品と日常雑貨、そして工具なんかも置いてあります。
工具の多くは天井からつる下がってるー。場所取らないっていう意味では良いアイデアかもしんないけど、ちょっと手にとって見たい時はいちいち店の人に脚立を持ってきてもらって取らないといけないのでちょいと面倒でもある。
こんな風にちょっとしたホームセンターぽい(全然日本の規模とは違うけど)ので、行くと愛想の悪そうなおっさん達が大工工具なんかを探してたりして、たいていそんなおじいさんは見慣れないアジア人の私をじーっと目で追ってこちが挨拶すると。。。うろたえます。 「おっ?」としたびっくりした顔しちゃってどうしていいのかわかんないんだね、
面白いので挨拶返してくれるまでどんどん挨拶してやる。
カメラを持って行った時も、レジで並んでいる5人くらいのおっさんたちがじーっと見てて、なんか嫌だったのでそのおっさん達にはさすがにカメラ向けられなかった。
で、そこの店長はちょっと腹ポコおデブさんのパブロ。38歳。(つい数日前、誕生日で歳の話をしたので知ってんの)
私の後ろのおっさん達の視線がいっぱいだったもんでこっそり。
パブロのお母さんはパブロよりも英語が話せるので、彼女がいるといろいろ話すんだけど、ちょっと怒ったら怖そうな母ちゃん。(パブロ並みにデカいし)
私が見た所、パブロは ”マザコン”
「息子の誕生日だ」ってご機嫌だったのもこの母。絶対パブロはこの母に頭が上がらないんだろうな。と勝手に想像してます。(違ったらすまん、パブロ)
そして彼には7つ年上の姉さん女房がいます。彼女は英語はまったくダメだけど、優しそうなとっても良さそうな人。(名前3回くらい聞いたのに覚えられなーい)
店内には肉コーナーと、野菜&ハムチーズコーナーがあって、そこにはそれぞれ担当者がいて、計りで計って紙に値段を書いて渡してくれるので、それをもってパブロのいるカウンターで精算をする。。と言うちょっと面倒なシステム。
野菜コーナにいるのは、ファン君24歳(オバさんは普通に若者に歳を聞ける。自分は聞かれたくはないくせに。)
毎回野菜の名前を教えてくれるんだけど、毎回すっかり忘れているオバさん。きっと「いい加減に覚えろよ」と彼は思っていると思います。
果物はあちこちぶつけて茶色くなったリンゴとみかんだけ。先週はバナナがあったのに今週はなし。(毎日のスムージーが飲めない!)
野菜は、かぼちゃ、人参、ジャガも、サツマイモ、タマネギ、皮がカラカラに乾いた絶対美味しくなさそうなトウモロコシなどがあります。
こうやって見ると後ろのまあまあ良いんじゃない?って感じの新鮮さに見えますが。。。
ウサギや鶏でもこれは嫌なんじゃないの?ってほどヨレヨレです。
あと葉っぱもんもあります。先週はほうれん草を買ったんだけど、それも今はシナシナ〜で売られてます。
レタスとかきゅうりとかシャキシャキ〜!と食べるサラダ系の野菜はまずこの村では手に入らないのがちょっと悲しいです。
ファン君はハムやチーズコーナーも担当してます。 パブロん家は、ウーゴん家に比べて大きいけど私はウーゴん家で買うことが多い。野菜を買いにパブロん家にいくくらい。
ウーゴん家は小さくて店に来る人も、オバさんや子どもが多く比較的みんなフレンドリー。愛想のないジロジロ見るおっさんが少ないっていうのがいいやね。
でも、なんだろうね、あーゆうおっさんって。
たまに挨拶してもにこりともしない顔つきの悪いおばさんもいるけど、おっさんは本当愛想のない人が多いよ、ここ。
小さな田舎にありがちな「閉鎖的」な人たちなんだろうね、きっと。「誰だオメーは?どこのどいつだ?」っていう態度がありありだったりするし。
でも、そんなおっさんに限って、一対一になってちょっと知り合うとすっげー良いオジさんに変身しちゃうんだよね、きっと。
世間知らずの田舎のシャイなオッサン、、、と言う事にして無愛想さは許そう。。。
さあ、今日はごん兵にちょっと早めに帰ってきてもらって、使えるATMを探しに隣町に行ってきます。
これで使えないと完全アウト。。。どうしよう。。。
皆様よい週末を!
今日も訪問ありがとう。
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by miki-argentina | 2014-10-04 22:40 | アルゼンチン