「なんとかタンボ」・・・
田んぼ? それとも耳のでっかいあのダンボ? と、くだらない事ばかりが頭に浮かんでなかなか本当の名前を聞き取れなかった私だったけど
行ってみて、字を見て、やっと言えるようになりました。
オリャン隊田んぼ?・・・・・・・ち〜がう!
オリャンタイタンボ!
ガイドのレノさんに言わせると
ここの遺跡を見る限り、インカの人たちにとったらマチュピチュよりもはるかに意味のある”神聖な場所” だったのであろう・・・ということ。
それだけそこでの生活、信仰の様子が深く理解できる場所らしいんですが
ある話によればここがこんなに観光スポットになったのはつい最近の話らしい。
マチュピチュが有名になりそこにも駅が出来たのでマチュピチュに行く「ついで」に立ち寄る人が増えて来たらしく
今ではその観光客用のお土産、レストラン、宿がいっぱい。
そこに着いたのは午後3時頃だったんだけど、観光バスがいっぱい来てて
団体さんがゾロゾロ・・・・。
その団体さんの後をついて、上の写真の階段をエッサホッサと登ります。
実は、そこに着く前のランチで私は昼間っからピスコサワーを飲んでしまい(サービスだったもんで、つい)
おまけに美味しい料理を腹いっぱい食べてしまったのですよ。
だもんで、この大きな階段を登るのがとーーーーってもきつかった。
腹一杯のアルコール入り、そして空気の薄さ。
あとここの石の階段が妙に大きくてねえー。なんで一個一個の階段をあんなに大きくしたんだろう?って思うほどでした。
レノさんに言わせると、インカの人たちはかなり小柄だったそうなんだけど小柄なのになんでわざわざ大きな階段をしかたっていうと、彼らはそこを駆け上がっていたそうなんです。のんびりは歩かない人たちだったってことか?
ホントのところはどうか知らないけど、とりあえずそんな大きな階段を大股で(または2歩ずつで)やっとこさっとこ登りました。
遺跡の一番上には太陽を祭る神殿とやらがあり、そこの巨大な岩が有名だそう。
これは6つの岩なんだけど、この岩を川向こうの山の上から切り出してきている・・・っていうんだからすごい。
どうやって持って来たのか?
鹿○建設にでも依頼したか?(←バカ)
インカの人はなんと、「車輪」というものを使ってなかった(知らなかった)そうですよ。
車輪を使わずモノを運ぶのって大変だったでしょうな。
一番上からは村を一望できます。
ここでもインカの人たちは水、用水路を上手に使っているのがよくわかりました。
これは、お妃が身体を洗う場所だそうです。
6月21日の冬至の時には、太陽が向こうの山の角からちょうど昇り、ここを照らす・・・んだとか。
ホント、インカの人たちの「太陽信仰」が深かったんだな〜ってことをあちこちで見る事ができます。
村では観光客向け土産屋がいっぱい。
宿もバックパッカー向けっぽい古ーい建物を宿にしたようなのがあちこちにありました。
この2階も宿。
この土産屋さんの建物↑・・・・、いまにも崩れそう。。
さて・・・一通り案内をしてくれたレノさんとはここでお別れ。
私達を宿に送り届けてもらってバイバイです。
この町はとっても小さく建物もみんな古いので、どんな宿かなーと思って行ったら・・・
あらあら〜!
駅のそばにこんな立派な宿がありました。
ここにいくつかの客室がありこんなのが4つくらい建って、メインの建物にはレストランやバー、レセプションなんかがしっかりあります。
これで3つ星ホテルだって。
・・・・・クスコの3つ星とは大違いだ。
ここは静かでベッドも大きく心地よくて☆4つくらいあげたいほどの快適さでした。
この人たちは宿の敷地内の片隅でお土産売ってた。。。
母親二人に、子ども一人ずつ。
なんかついつい小さなお土産を買ってしまった。
だって、夕方寒くなるまでそこで頑張って、20キロも離れた家にこれから帰る、、、って言うんだもん。
気の毒になってついつい買ってあげたくなってしまったわけよ。
さて・・・。
その晩は夕食抜き。
ランチを食べ過ぎて、更に遅い時間だったので、その日はホテルのバーでピスコサワー(また!)飲んでおつまみだけ食べて終わり。
翌日はこの町中を散策です。
つづく
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