さて、ホテルでの肉体労働=ハウスキーピングのお仕事。
最初に言われた
「9時からだいたい2時か3時だわね〜」
なんていう予定をぶっちぎりで破ってくれて
初日は終了6時。
2日目は5時半。
3日目は5時。
と言う、それはそれは非常に長い肉体労働となりました。
おまけに休憩は12時から30分間だけ。
30分って言っても、12時になってから各自掃除している部屋からスタッフルームのあるブロックへ歩いて行くまでに5分は経過。
手を洗って、ランチをぱぱっと食べてお茶飲んで・・・なんてしてたらあっと言う間に12時半。
キウイの職場にしては珍しく時計きっかりに仕事開始。
12時半には見事にみんなさっきまで掃除していた各部屋に戻るのです。
トイレも大慌て!
もう、動く動く!!!
じっとしていたのは15分くらい座ってランチを食べていた時のみで
あとは夕方6時までずーーーっと動きっぱなしでございました。
いくら昔ホテルで働いていたからと言っても
その大昔の知識がこのハウスキーピングで役立つことなんかほぼナシ。
・・・ってか、事務仕事だったしね。ははは。
だから、もちろんセンパイに一から教わりました。
初日のセンパイは27、8歳って感じでしょうか。
イギリス人で1年くらいそこでハウスキーピングとして働いているピチピチパリパリの若者
(「若者」っていう言葉を使う時点で歳の差を感じますわな・・
)
そしてたった1年でスーパーバイザー!ですって。
スーパーバイザーって、日本でいうところの「監督」「監視役」みたいな感じなんでしょうけど
その話を聞いた時点で、この仕事のローテーションの短さを知っちゃったもんね。
はは〜〜〜ん・・ナルホドね。と裏事情をちょっとだけ知ることになるわけです。
そう、この仕事長く続ける人はいないってことヨネ・・・フムフム・・・。
でも、もう始めちゃったもんね。
とりあえずやってみましょうよ。
と、センパイにあれこれ教わりながらがんばりました。
まずは、ベッドメーキング。
「シワはナシね」
「角はキッチリね」
「枕はかならずこっち向きで」
と、がっつりアイロンがかかって畳んであるシーツを
どっち方面からベッドに置くか、、、ってところから教わりましたわ。
「ひょいって広げればいいんじゃないの?」
なんて心で思っても、そんなのは言っちゃダメっすよ。(笑)
センパイに言われたと〜りに言う事聞くいい後輩でなければ・・・。
それでもやっぱりスーパーバイザーっていうだけあって
シーツ一切シワなしできっちりベッド作れるからすごいよなあ〜と感心しちゃったわ。
(私も1年、いや1ヶ月もやればできると思うけど)
それからやっぱり私は遅い。
初日だから当然なんだけど、やっぱりセンパイは早い早い。
私がどんなに頑張って早く枕をカバーに入れていても
私が1個キレイに入れ終わる頃にはセンパイは2個終ってる〜!
一通りベッドを作り終わった後は、ダスティング(拭き掃除)。
こんなこと言っちゃなんですが、「これで(こんな薄汚れたタオルで)拭いていいわけね?」と内心びっくりしながら
言われた通りのタオルを使って拭く。
でもって、拭いたあとはセンパイのまさかの「姑チェック!」
仕事始める前に、友達から
「こうやって指で姑みたいにホコリをチェックされるよ〜〜〜
」なんて冗談を言われてたんだけど
まさかホントにやられるとは思わなんだ!!!
その後はセンパイから、「じゃあ掃除機かけてくれる?」と言われたので
ハイハイと嫁は言われた通りに掃除機かけましたよ。
そんな感じで言われるがままにせっせと仕事していたらあっという間にランチタイム!早!
一応、ランチは出されるんだけど
いたってシンプル。
ハム、サラミ、トマト、ツナ、チーズなんかが入ってるタッパーがあって
それをパンに挟んでトーストにしたりそのままで食べたりする。
すっかり硬くなったスクランブルエッグが初日はあったけど、きっとあれは朝食のあまりだろうな・・と。
ささっと、食べて紅茶飲み始めたら、もう12時25分!
トイレ行ったりしてたらあっと言う間に午後の活動開始。
センパイの後をせっせと着いていく。
・・・と、言う感じで初日の午前はあっと言う間に過ぎてしまいました。
でも、なんかこうやって動くのは気持ちいいかも・・・
なんて、その時は思っちゃったのですよ。
まさか、その日それから夕方6時まで休みなしで働くとは知らないからね。
・・・ってことで、ちょっと私の肉体労働奮闘記続きます。
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