昨日のイエローカードの話で思い出したので
ちょっとアフリカの話を・・・。
アフリカ、、、それも私達が住んでいたタンザニアのとんでもない僻地は
どうみても衛生的とは言えない生活環境だったので
近くの村に住む人たちは病気や怪我でもドクターに行けない人がほとんどでした。
だからどうしても緊急を要する人たちには
鉱山内に滞在しているドクターに診てもらうよう村の長が手配したりしてましたねえ。
(ってことは、鉱山がなければドクターさえも行けない人がいたってこと・・・)
マラリアとかはもちろん、怪我をしたり、感染症になったりして悪化したりする人もいっぱい。
まあ、村の衛生状況を見れば納得してしまうんだけど・・・。
水も鉱山の会社がポンプを設置してくれたので
今はきれいな水を汲み上げることができるけど
その前は川の水を汲んでたらしい。
ちなみに水汲みは「子どもの仕事」。
このポンプは村から3キロくらい離れた場所にあるので水汲みだって大仕事だよ。
こんなでっかい自転車にタップンタップンの水が入ったポリタンクをくくりつけて村に運ぶんだから大変。
・・・・っていうか、この子がこんなでっかい自転車に乗れるのがすごい。足が届かないんじゃね?
大きな子ども達はこんなに一気に運べる!!☟
でも、自転車がある子はまだいい。
これを持って歩いて運ぶ子どもも当然いるわけで
そんなのが毎日なんだから本当大変です。
この兄弟なんか、日よけにこんなのを乗っけてるのかと思いきや・・・・・☟
こうやって水を汲んで運んでたし!!!!!☟
これ、村から3キロ以上離れている場所だからね。
裸足でこうやって歩いて水を運ぶんだからすごい!
でも、さすがに距離もあるし体力がいるのでここでの水汲みは「男の仕事」。
(ガーナは近くにポンプがいくつもあったので女の子も普通に水を運んでた)
で、女の子は村で「子守り」・・・っていうのがこの村の典型的な光景でした。
この村の子たちは、「白人は悪い人」「誘拐される」と大人に教え込まれていたらしく
鉱山が開山されてしばらくは、白人が乗った車を見ると逃げていたらしいです。
さすがに私達が住んでいた頃は慣れて来てたけど
ちょっと村を外れると、子ども達はまだ逃げ回ってったっけな。
実はこの写真が入っているファイル、とんでもない場所に入ってて
すごーく久しぶりに見つけました。
こう見ると、ガーナの子ども達はまだまだ恵まれてたなあ〜と思う。
水も村の側にあって、ちっさいけど店もあったので飴とかお菓子とか買えてたし
なんつったって電気のある家が多かった!!!
今はあの鉱山は閉山されてしまったので
鉱山から受ける恩恵もなく、村人も仕事がなくなって大変だ・・って話を聞きました。
鉱山は自然を破壊するっていうマイナス面もあるし、いろいろな意見があると思うけどね〜。
。。。ってことで、久しぶりに見つけた懐かしいタンザニアの写真
もうちょっとあるので面白いのがあったら紹介します。
今日も訪問ありがとうございます。
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