悪夢蘇る事故

前回の続きです。

お昼過ぎ、風も良い感じになってきて待機していたパラグライダー達がどんどん飛び立って行くのを見送り
私は20機ほどのグライダーがふ〜らふらと空を飛ぶのを眺めてました。

ちなみに、ここで飛ぶ人たちはほぼ9割の人たちが無線を持って飛んでます。
気象状況や変化、そして事故などの万が一の為の連絡を取る為でもあります。

私も地上班(?)として持ち歩いてるので、ゴンとも話ができたり他の人たちのやり取りも聞こえてくるわけですが・・・。

ゴンが飛んでから30分くらいしてからかな。

ジージーと言う雑音が何度も入り、その後に息を切らしたような声が聞こえてきたんです。

ジージーと言う雑音は結構あるので気にしなかったんだけど
その後の声がちょっと違ったのでボリュームを大にしてしばらく耳を澄ませてると・・・。

「○○(名前)です。山の尾根に激突!レスキューお願いします!」

と苦しそう(痛そう)な声で助けを求める男性。

Crashed! が何度も繰り返され、一瞬にして緊張と不安の空気に包まれるのが無線を通じて伝わってきました。

その後はもう大変。
みんな無線を持ってるので、それぞれが何かを言い出すのですごい混雑。

近くに飛んでいた2人のパイロットが怪我をした人の側に降りたと言う連絡が入ってきて
ヘリコプターの救助を要請したかどうかのやり取りが行われ
山に激突してしまった人の上空には10機ほどのグライダーが飛んで状況を見守ってました。
ゴンもその中の一人。

私達の友人の一人は既にランディングエリアに降りていたので
私は彼女と山の方を見上げ、無線を持ち、それ以上何もできないので待つしかない。


そして、その時に彼女が一言。

「前にもこんなこと・・・あったわね・・・・・」


そう、彼女は去年ゴンが怪我をした時に一緒に飛んでいたんだった。
やっぱり同じ飛ぶ仲間が事故を起こすのは気持ちも落ち込むもんです。



結局、30分以上待ってやっとヘリコプターが来て救助。

怪我をした人は意識はあり話もできたので、とりあえず命に別状がなくて不幸中の幸い。
大きな病院まで運ばれそのあとの状況はわかりませんが、とりあえず怪我だけで良かった・・んじゃないかなと私は思います。

でも、これから始まるパラグライダーシーズン。。。。。
彼のシーズンはこれで今回は来年までお見送り・・・ってことになりそうです。残念ながら。

話に聞くと、彼のパートナーは海外旅行中らしくどこかヨーロッパに行ってるらしい。
旅先でこんな事故のニュース。。。。。ほんと気の毒です。


パラグライダーのみんな!
どうか安全に飛んでくださいよ。
もう別にそんなにかっこ良く飛ばなくてもいいから!
高く長く飛ばなくてもいいからさ!
とにかく、安全に無理をせず!
頼みますよ!



・・・・と、その家族はみんな私と同じように思っていると思うなあ。

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パラグライダー仲間とゴン。



何事も「安全第一」です!



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by miki-argentina | 2016-11-12 10:18 | ニュージーランド | Comments(0)