ここ数日で一気に冬の天気に戻ってしまったワナカですが(クィーンズタウンは里まで雪!)
良かった〜この寒い寒波の前にトレッキングに行っといて。。。
さて・・・
ハット(山小屋)の話ですが
私にとってはハットは初体験。
日本だって誰もいない山小屋なんて泊まった事ないから、人生初体験でございますよ。
え〜っ、ヤダよお、ネズミがウロチョロしてるようなこんなハットは〜〜👇
と絶対私が言うと思ったのか、ゴンは事前に調べておいて
「このハットは真新しいハットだから大丈夫!」
と、私の行く気をなくさせないようするのに必死でした。
で、私達を迎えてくれた真新しいハット(とやら)はこちら
築2008年・・・とありましたけど・・・・
まあ、築1920年とか言うハットもニュージーランドにはあるらしいので、これも「真新しい」内に入るんでしょうよ。
さて中はこんな感じになっております。
マットが10個あったので先着10名様のみマットが使えます。
予約なしで行くし、もちろん管理人もいないので本当に早いもん勝ち。
マットレスはビニールっぽい表面なのでこれじゃネズミ達も巣は作れまい・・・
キッチンはこちら
あれ??なんか足りない。
そう・・・水道がないんです、何故か。
外には雨水を貯めるタンクがあり、そこに蛇口があるので水はそこで確保。
一応飲めるらしいけど、「責任は取らないので自分で沸かすなりしてくださいね〜」と注意書きがありました。
そとの景色はこんな感じです。
で
ニュージーランドのハットは暖炉がある所もあるらしいんだけど
ここは見ての通り山には木がない。
ってことは薪がないわけなので、暖をとる場所はなし。。。さぶーーーい!
まだ日が当たっている内に着いたんだけど、太陽の日射しはあるものの
やっぱり山なので寒くて、着いてすぐにダウンを着たほど。
時間は5時を回っていたけれど、まだ誰か他の客人が来るかもしれない・・・
でも、もしかしたら私達だけの貸し切りかな?
そうだったらいいな〜〜と言う期待を持ちつつ、まずは労をねぎらってワインをいただきました。
このワインボトルを担いで来たのはわたくし!
バックの中では何よりも一番重たいシナモノだったので、ありがたくいただきますよ。
く〜〜っ!
疲れた後、山小屋でのワインは格別ですな。
10ドルの安いワインだけどね・・・。(それもアルゼンチン産)
電気もないので暗くならないうちになんでもしてしまおう!ってことで
お湯を沸かし、まっずいNZ産のカップラーメンで夕食を済ませ
あとはヘッドライトで照らしながら持って来た雑誌を読んで、寝る前に紅茶を飲んで
9時頃にはもう二人とも寝袋の中でございました。
なんと、寝袋に入って3分でぐ〜〜〜っと寝息が聞こえてきたよ!(早過ぎっ)
私はというと・・・
意外に(?)私は怖がりなので、実はあーゆう真っ暗闇の山の中とかで寝るのは実は苦手。
山小屋には鍵もかからないので、いきなり銃を持った山男が入り込んできやしないかとか
いろんなストーリーを考え始めちゃったら寝られるどころじゃなくなったんですわ。
風のぴゅ〜と言う音が不気味に聞こえたり、屋根がきしんでパキーン!となったりするしねえ。
そのたんびに ビクッ!!!と飛び起きてました。
さらに、外でコツコツとベランダを歩く音が聞こえるんですよ。
明らかに生き物が歩く足音。。。
ひえ〜〜!!!!!
ちょ・・・ちょっとお〜!
いびきかいて寝てる場合じゃねーよ、オッサン!
とゴンを起こして、その怪しげな音を聞かせてやると・・・
「あ、こりゃポッサムだよ!」とそれはそれは嬉しそうに外を覗いてました。
そういえば、ハットの周りにいっぱい奴らの落とし物(ウンコ)があったな・・・。
ポッサム知ってますか?
こんな野ウサギほどの大きさの動物です。
どうやらこのポッサムたちはハットの床下に住んでいるみたいで
私達が寝静まった後に、ゾロゾロと出て来たみたい。
私は寒くて寝袋から出るのがイヤだったので見なかったけど
ゴンは3匹くらいがベランダを歩いているのを見たそうです。
そして翌日も彼らの落とし物がいっぱい転がってました。
夜行性なので、もうそりゃあうるさいうるさい。
夜中じゅうカタカタ、ガリガリ(柱を引っ掻く音)であまり眠れませんでした。
疲れているはずなのに〜
そんな感じで、かなりの寝不足で朝を迎えましたけど
とりあえず私の「初めての山小屋のお泊まり」は終了しました。
朝は、シリアルと紅茶でゆっくりと朝食を取り9時過ぎに山小屋を後にしました。
山小屋の床下で寝ているポッサム達に「お邪魔しました〜!」と挨拶して・・・・
帰りにちょっと面白い人たちに会ったので
その人達の話は次回にします!
つづく・・・
ちなみにトイレはこちら👇
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