アフリカ・・・っていうだけで食べる物もワイルドなものを想像してしまうのは私だけではないはず
タンザニアにいた時は、それこそ「飛んでる虫」を煎ったものを、「アーモンド」だと思って頂いた。
(だって、みんなに「アーモンドの味がするから食ってみろ!」って言われたんだもーん!)
↑これを羽根ごとムシャムシャ食べて、あとはビールでかーっと!
お祝いの肉は丸焼きが定番だったから
こんなのがぐるぐる回っているのを眺めながら、「う、うまそう・・・なのか?!」と思ったもんです
でも、ベジタリアンでもなく、普段は普通に肉をいただいている訳だからね本来のお肉さんの姿を見せてもらっていただくのはなかなか感慨深い(?)ものがあったり・・・した・・・・かな?
珍しいものもいっぱいあったけど、このマシュルームは結構貴重らしくお店で売られていることはあまりなくて、道脇でこれを手に持ってあげて「売ります〜!」と言う個人商売の人が多かったかなあガーナ人にこれは美味しいと言われて買ったけど、日本人にしてはあまり味のしないマシュルームだった気がします最初見たときは「このシッポはなんじゃ?」と思ったけど、根っこみたいで硬くて食べられなかった・・
さて・・ガーナの家庭料理の代表的なもののひとつはこれでしょう餅・・・・!!!
じゃなくて、これはフーフーと言う、ヤムイモとプランテーン(バナナの甘くないやつ)を茹でたものを臼でついて作っているところ
男の人がついて女の人が捏ねる、、、っていうのは日本の餅つきに似てる杵の木屑が入っちゃったりするから、女の人はそれをさっと取る役目もしてます
もちろんハエもブンブンだよん
食感は「伸びない餅」みたい
それをスープに浸してぺろっと口に放り込むわけここで、ガーナ人から聞いた「フーフーの食べ方」
1:指で食べるべし(スプーンで食べるのと指で食べるのでは断然味が違うらしいっすよ・・・・ホントか?!)2:フーフーは噛まずに飲み込むべし
私がくちゃくちゃ噛んでたら笑われて、「飲むんだよ〜」と言われましたもちろんスプーンなんか使ったら邪道っつうこと!
一度、地元の人だけが行くような町の片隅にあるフーフーの店に連れてってもらったんだけどなかなか見つけられるような場所じゃなかったし、とっても庶民的な店でございました↓
これがスープでいろんな肉がそれぞれ入ってますはっきり言って強烈なニオイとモノによっては強烈な辛さ!
ガーナ人がこれは最高に美味しい!と私達に勧めてくれたのはグラスカッターグラスカッターっていうのは、私からすると
超でっかいネズミ(キャー!!)
それはそれはデリカシー(珍味)で美味しいらしいですこれもまた、道ばたで子ども達がこのでっかいネズミの足を持って逆さにして売ってたりしてますでもガーナ人にとっては結構な値段のする高いものらしく、なかなか食べられないんだってさ
でも、「ものは試し」「郷に入れば郷に従え」です。食べたよ、食べた!もちろん、手で!店の人が「お、オブローニ(白人)だ!」と言う目をして、スプーンを持ってきてくれたんだけどゴンも私もみんなと同じく手でいただきましたゴンが手にしてるのがでっかいネズミの肉のその隣にはフーフーがボッテン
その「でっかいネズミさん」はですねえーーーものすごい分厚い皮でそれが油っぽくて、ちょっとブタの脂肪を食べてる感じだった
あと、肉の味はともかく、このスープに使われている調味料が強烈でニンニクだのチリだの、他にもなんだかわかんないいろんなものが入ってるらしく手に付いたニオイは3日間くらい取れなかった気がしたよ洗っても洗ってもニオイが残ってる気がして、何日もゴンも私も指をクンクン嗅いでました
結局これを食べたのは一度だけ・・・・・・どんな味だったってことはそれでおわかり頂けるでしょう
ちなみに、フーフーと書きましたけどこの発音、熱いものを食べる時の「ふーふー」と言うのとは違ってどっちかと言えば、お茶目に「ウフフ」って言うときの、「ウ」と取った感じ。。。と言えばいいかな。(わっかんない?)ま、そんなことは何の訳にも立たないことですね、はい、
他にも日本でいう、「白米」のような役割をしているものはいくつかあってフーフーの他には、バンクーと言ってプランテーン(トウモロコシの甘くないやつ)を茹でて潰して、更に何日か置いてすっぱくしたものがありますこれはたいてい辛ーーいソースがかかった魚と一緒に食べるんだけどあの酸っぱさが慣れず好きにはなれなかった味だったなあ
さて・・・
私達がガーナで最初に住んでいた村の周りはカカオ畑ばっかりだったんだけどやっぱり日本人で、「ガーナ」と言えば「ガーナチョコレート」じゃないですかねえー。ねえ?
そんなわけで、次回は最近ではスーパーフードと言われている栄養たっぷりのカカオの話〜
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