ついこの間
なんの予告もなしに、突然ガーナに ”まだ” いる友人から電話がありました。
携帯に表示される名前を見て
「あれ?オーストラリアかニュージーランド(実家)に帰ってきてるんか?」
と思ったけどちがった。
「ありゃあ〜?やっほー!!」と思わず声が裏返ってしまうほどびっくりしたけど
西アフリカのガーナからわざわざの、嬉しい久しぶりの電話でございました。
さて・・・
彼女は私達がガーナにいる時、少し遅れてご主人と来た人なんだけど
もともとはニュージーランド生まれ、それもクライストチャーチのすぐそば
旦那さんもニュージーランド生まれと言う、ゴンと同じキウイという同郷ということもあり、すっごく気の合った夫婦でした。
彼女とはゴルフをしたり一番付き合いが濃く、私達が去るときは
「なんで私を置いていくのよ〜」とオイオイ泣いてたっけな。。。
でも彼女はもともとキウイのど根性があるつおーーい女性なので
私はまったく心配はしてなかったんだけど
・・・・・やっぱり心配なしでした
それどころか、ますますたくましくなっているようで一安心。
しかし
「よく2年も頑張ってるね〜」と言ったら
「私も鍛えられたわ」
「2年前に今と同じ事が起きてたら、絶対あいつら(ガーナ人)の首絞めてたね。クフフ
」
と、本人もびっくりするほど、「忍耐」というのを学んだそうです。
鉱山の半分以下の縮小、作業員削減などで暴動が起きてるその場所では
もうあっちこっちが機能しなくなってるそうだ。
外人(私達のようによそからお手伝い・指導で行ってる人たち)は、ほぼみんないなくなったので
あの住宅街はもう警備がゆるゆるになってしまったそうです。
だもんでいろんなものが盗まれ、警備員も一緒になって盗んで行くんだそう。
そして、水道管がよーーく盗まれるんだそうですよ。
で、直すと3日後にはまた盗まれる・・・・
ということを永遠と繰り返しているようで(ガーナ人水道管好きなのか?)
「3日間水道なしでも普通になってきたわ!」
さらには
「バケツで身体を洗うのなんて、私上手よ〜!」
なんつう自慢までするようになってました。
当然停電もほぼ毎日だそうで、1週間水が止まらずに普通にでる、なんてことはもうあり得ない状態なんだそうです。
・・・
うわっ、大変だなー
そこにいなくてよかったなーーとこっそり思ってしまった。
残念ながらあそこ、改善されるどころか悪化しているそうだから
そこで仕事している外人は大変だとつくづく思います。
いずれは閉山になるのでそれも時間の問題だけど、それまでが大変。
金の値段も下がっているしね〜〜〜
と、現在無職のゴンは他人事のようにつぶやいてましたよ。
最後に友人は
「それにしてもこの2年間、私、人を殺さなくてよく頑張れたわよ〜。」
と、ホッとしてました。
でも、時々あまりにも頭にくるらしく
言い訳ばっかしするガーナ人の首根っこをつかんでしまいそうになる自分が怖い・・・とも言ってました。あは。
彼女、ホントにやりそうなんだな〜それが!
そんな彼女達も来年には帰ってくるそうです。
で・・・・
実はこの写真彼女からメールで送られてきました。
私達がもらったもので、持って帰れず彼女達にあげたんだけど
「絶対コレはニュージーランドまで届けるから!」
と、この前の電話で宣言されました。
引越しの大変さを知ってるし、「荷物になるからいい」と言ってるのに
何が何でも持って来るそうですよ。
まあ、ど根性の持ち主の彼女がそうゆうのなら口答えはできません。
お待ちしております・・と答えておきました。
久しぶりのガーナの話
他人事だから・・・・・面白かったな(なんてね。失礼な奴です)
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