カヤック遊びと後悔

今朝7時、まだ太陽が山の後ろにある涼しいうちにと思ってボブと散歩してきました。

普通、朝7時と言えば、町が動き出していいはずの時間なのに

この村は・・・・し〜〜〜〜〜〜ん・・・・すっごい静か。

犬の鳴き声もしなければ、普段うるさいオンボロバイクやオンボロトラックや車の音もなく、もちろん人間は誰一人外に出てない。

元気に鳴いているのは鳥だけ。

と言う完全夜型のアンデス村の朝は、とても平和な感じで気持ちよかった。

さて・・・

ちょっとニュージーランドのお遊びの話が少し残っているのでちょっと・・。

今回のNZ滞在では、さすがに頸椎を骨折したばかりのケガ人がいるので、せっせと上半身を使い身体をひねるカヤックはしばらくお預けだな〜と思ってました。
しかし、かなり回復してきててアルゼンチンに戻る前にできるだけ『遊び道具』を使いたい、じっとしてられない男は、ある日、、それも午後遅くなってから、、、

「カヤックで川下りをしてみよう!」

なんて言い出しましてね。
大丈夫なの?まだやらないほうがいいんじゃないの?
第一、私一人で漕げなんて言わないでよー。カヤックだって一人じゃとてもじゃないけど持てないよー。

と言う私の言葉は、その時完全にごん兵の頭のてっぺんを通過してました。(=聞いてない)
ダイジョウブ、ダイジョウブ〜と言い張るので行ってきました。

なんだかんだ用意してカヤックを川に降ろしたのはもう夕方。
まあ、日没が9時近いのでまだまだ余裕っちゃあ、余裕なんですけど・・。

大体どのくらいかかるの〜?

と言う私の質問に、怪我ほぼ完治(だと思っている)男は、
「今日は軽く足慣らしだから短くしよう。下るだけだから1時間もかかんないよ〜。漕ぐのもたいした事ない、川の流れに乗って舵をとるだけだから〜。」 などと余裕をぶっこく。

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しかし・・・・

この上の写真のような水たっぷりの川を下るのだけならよかったんだけど、なんと最初の川は水量がだいぶ減ってて何カ所も降りてカヤックを動かしたり、フンフン唸って漕がなきゃならなかったり、膝まで水につかったり、そんでもってカヤックに飛び乗ったり、、、、とにかくすんご〜く大変だったんです。

ちょっと前に釣りに行ったときにはたっぷりあった水が、その時にはだいぶ減っちゃってたんですねえ。002.gif

で、メインの川(上の写真)に出た時点で既に1時間半経過〜〜〜!!
おまけに、このメインの川に出るまでがごん兵が思っていたよりもはるかに長かった。

カヤックなんて初心者だし久しぶりなんで腕は痛いわ、背中は張るわ、そして腹は減ってくるわ、帰りが遅くなってしまって泊まらせてもらっていた友人たちを困らせやしないか心配だわで、「かる〜く簡単に」と勝手な憶測をした男に文句たれたれの気分だったんだけど、言ったところで早く帰れるわけでもカヤックが進んでくれるわけでもないので、ひたすら漕ぐ漕ぐ!
思いっきり文句言いたかったけど黙って漕ぎました!汗びっしょりで。013.gif

途中であっちこっちで大きなトラウトがスーイスイと横切るときだけは、「あ〜っ!」だの「オ〜すげ〜」だの感動してたんだけど、すぐ無言で漕ぐ!前進あるのみ。

途中で友人が、「今晩はピザだよ〜ン。何時に帰ってくる?」
と言うテキスト送ってくれたので、更に慌てて漕ぐ漕ぐ!037.gif

イチ、ニ、イチ、ニ、と言うかけ声の代わりに、「ピーザ、ピーザ」とつぶやきながら漕いでた私でした。

で、ワナカ湖の河口に着いたときはすでにカヤック漕ぎ始めて2時間半経ってました〜。015.gif015.gif015.gif

のんびり流れにまかせて〜なんてことはほぼなし。ひたすら漕いでました。。疲れた〜。

まるで昔の夏合宿の特訓だな。。。(大昔、やったんです〜)


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河口に着いたら、若者二人がこんなちっちゃなボートを川に降ろすところでした。
いいなーエンジンがあるから楽だよねえー。

着いた時は、私たちの下半身はびしょ濡れ〜(乗ったり降りたり何度もしてたのでね)
汗びっしょりだった身体も夕方涼しくなって一気に冷えてしまった。

さすがに、元ケガ人も腰が痛そうだったけど、行こうと決めたのも何度も念を押したのに大丈夫って言ったのも本人だからね・・・。
「だから言ったじゃん!おバカだねー034.gif」なんて言いませんでしたよ。(ホントはのど元まで出かけたんだけど飲み込んだ) 
本人も口には出さなかったけど「選択間違った」と絶対思っていたはず。

でも強がって、「ちょっと痛いだけ」とか言ってましたけど、実際には腰、かなり曲がってました。

そして終いには、「人間は経験から学ぶんだ」とか言っちゃってました。(いろいろ認めたたくないんだね)


・・・・それにしても、、なんなんだろうね。
時々、私はあの男のこと理解不能になります。
私だったら、もっと完全に治るまでじっとしているし、あんな強烈なアクティビティーなんか絶対しないのに、なんで痛くてもやりたがるんだろう?
ガキじゃあるまいし そこまでしないとわかんないんだろうか、あの男は? 

・・・とカヤックを漕ぎながら考えていた私でした。

ディナーに遅れた私たちは、友人が作っておいてくれたピザとビールを頂いたんだけど、私は手に力が入らずビールが持てな〜い!と言う情けない状態。
おまけに濡れた身体が冷えきっちゃってブルブル震えてました。(あとで友人が毛布かけてくれた)

おかげさまで、私この後この夏2回目の風邪をひくこととなります。(無謀な男のおかげで)007.gif

疲れきってる私たちを見て、友達は
「明日のツーリング大丈夫かい?」って聞いてきたんだけど、

「もちろん行くよ〜!」とごん兵。

そうなんです。

翌日はもともと友人夫婦と一緒に、クィーンンズタウンに遊びに行く事になってたんです。

バイク好きな二人が中古のバイクを買ったごん兵をツーリングに誘ってくれたのでね。

翌朝は6時起床。

寝る前に、「腰にクリーム塗ってくれ〜」と痛みで唸っていた男は、その痛みがなんだか「頑張った証」とか「鍛えてる証拠」だとか思ってるようでして・・

「あ〜、カヤック楽しかったな〜」と、ご機嫌で大変満足しておりました。やっぱおかしい?・・。

そして、目をつむってものの1分で爆睡してました。

・・・・・よかったね、楽しくて。(棒読み)  

へっくしょん!

ってことで、翌日のクィーンズタウン&ツーリングの話続きます。
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by miki-argentina | 2015-01-23 01:09 | ニュージーランド | Comments(0)