期待しちゃたメンドーサ
メンドーサでは、
ごん兵は、「飛ぶこと」 (いつもでもどこでもそのことしか頭にない)
私は、「食料品の買い物」 (常に夫の健康を考えるエライ妻。。。え? マジかい? うそ〜!。ただこの村に野菜が売ってないだけ。)
じゃあ、午前中飛んで、午後は買い物だね。。などと言ってたんだけど
土曜日起きたら外がすんごい風。有名なアンデスから吹き下ろす「ソンダ」と呼ばれる空っ風です。
何ヶ月も雨が降ってないからっからに乾いた土地から砂が舞い上がる舞い上がる!!
これじゃあ、飛べないわな、、、ってことで、買い物に決定。
っていうか、車から降りるのもかなり覚悟してないと、砂で目がやられちゃうほどすごい砂嵐なのでどっかモールみたいなところに避難しようと言うことに。
それにしても、6000メートル以上の山脈から吹き下ろす風は迫力が違う。
これが吹くと、頭痛がしたり、血圧がおかしくなったり、機嫌も悪くなったりしちゃうらしい。
↓これは翌日、風がおさまった後のマンドーサの町。 前日はこの町がまったく見えず茶色の砂で覆われてました。
ソンダがおさまったとは言え、パラグライダーで飛べるほど良い風ではなかったので、そのままモールでちょっと買い物してランチを食べて帰ってきました。
みんなが(アルゼンチン人)、マンドーサは良いよーと言っていたのでちょっと期待して行ったんだけど正直に言わせてもらえば、、、、特別に感動する場所ではなかったような。。。
冬と言う季節もあって、町に緑がまったくなく、街全体が「茶色」だったのも採点を低くさせてしまっていたかもしれません。
あと、
ちょっとしたハイウェイを走って、こっち側には比較的きれいで高そうな住宅街が広がっているのに、反対側はトタン屋根の貧しいエリアだったりして、ちょっと南アフリカの景色を思い出しました。
ほら、こんな感じで。。。 (町でも貧困さがあちこちで見えます)
私が楽しみにしていた(いや、必要事項だった)買い物だけども。。。。
アルゼンチンって、いろいろ制限があってかなり不便なところがあります。
サンファンで初めて買い物した時はかなりびっくり。
1万円くらい買うとその度に精算しなければならなかったり、クレジットカードはほとんど使えないし、ATMでも降ろせる最高金額がなんと約1万円!
人にお金を使わたくない政府の企みはよくわかりませんが、恐ろしく不便で不親切。
私たちはニュージーランドのクレジットカードで、ATMでお金を降ろすたびに7ドルちょいの手数料でかかってしまうので、なんかすっごく損するわけ。
でも、メンドーサあたりなら都会だし大丈夫だろう、思って言ったらやっぱりここでも不便さはろくに変わらなかった。。
ちょっと服を買ったんだけど、機械はあるのにカードを読み込めなくて結局現金払い。
現金をたくさん持ち歩いてないし、カードが使えるかどうか精算するときまでわかんないからおもいっきり買い物すらできないわけです。
んも〜〜!と、非常に評判の悪いクリスティーナ(女性大統領)だかに苦情の手紙書きたくなった!
ちなみに、こっちから聞かなくても彼女の悪口を聞かせてくれる人たくさんいて、彼女の政策はとっても不評らしいです。
現金流通の制限も彼女の政策。(意味わかんね)
そんなわけで
スーパーで30分も並んだ末、結局カードも使えないとか言われたらとんでもないので(ありがちなんだなこれが)、結局食料品は買わずに帰ってきました。
帰り道でどこか小さな店でも開いてれば、、、と言う期待を持って。。
帰り道は標高がどのくらいまであがるかをナビでチッェクしながらまた来た道を走ってきました。チリとの国境を超えるトラックもたくさん走ってます。
この時点で1729m。まだまだ登る。
こんな所を走って、「新鮮な野菜が売ってる町とか店」を通り過ぎる。。。。。わけない!
わかっていたのになんか思考が働かなかったのはあの空っ風ソンダのせいだと思われます。はい。
ってなわけで、この村でギリギリ買えるもの(ジャガイモ、カボチャ、タマネギ)でちょいとの間しのぐしかない結果となっております。
あ、そうそう! チリとの国境に向かう道との分かれ道にあった小さな町で可愛いお土産屋さんを偶然見つけちゃいました。
お金があったらバンバン買っちゃいそうな店。
その話はまた明日にします。
読んだついでによろしかったらこのアルパカを!
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by miki-argentina | 2014-08-07 01:59 | アルゼンチン